開放的な部屋の露天風呂が気持ちいい「小松島リゾート」

プレオープン期間中は四国在住者のみ予約だったので、予約できるうちにと思っていってきました。

ご時世的にも県外に旅行にいくと、保育所に休む理由も言いづらいので近場でこういう施設ができるのはありがたいです。

佐那河内方面からの移動でしたので、国道55号線沿いのルピアをそのまま海の方に直進していきましたが、特に迷うことなくすぐに到着できました。

最後に山を登るところで少しだけ対向が難しい場所がありますが、ほぼ問題にならない距離です。大きな車でも大丈夫。

オーシャンビューが最高に気持ちいい

グランピング施設となっているのですが、宿泊場所はほぼホテルをイメージしていいです。

部屋はいくつか種類があるのですが、どれを選んでも海に向いた部屋になっていて、外からの視界を遮るための木はあるものの、小松島湾がキレイにみえます。

これも部屋によって違うと思うのですが、私達が泊まった部屋はウッドデッキに露天風呂がついていて、明るいうちからビールを飲みながら海を見つつの入浴は最高でした。

娘と「きもちいいーーーーーー😇」と声を出してしまいました。

一応ガラス張りですが、室内のお風呂もついているので、悪天候でもそちらで安心して入れると思いますし、シャワーが必要な場合はそちらで。

ウッドデッキに露天風呂があるというのは初めての体験だったので、かなりテンションあがりました。

部屋もめちゃ快適 🛋

部屋としてはベッドルームとリビングルームの二部屋なのですが、廊下も広く、トイレもクローゼットも広い、さらに海側にガラス張りのお風呂、そしてそのままウッドデッキなので広がりがあります。

使われている家電もいちいちこだわられていて、BALMUDA のスピーカーに、電気ケトルが置いてあったのですが、電気ケトルが見慣れないデザインだと思ったら、限定モデルらしく、調べたら結構なお値段で驚きました。

トゥクトゥクで海岸まで 🏖

トゥクトゥクが二台常備されていて、施設のプライベートビーチまで送迎してくれます。 走行中も、造船所が見えたりしてちょっとカメラを向けると「停まりましょうか?」と細かく気配りしてもらったり、記念撮影もたくさんしてくれます。

ビーチは三日月状になっていてとても気持ちがよかったです。トゥクトゥクで送迎してもらわなくても、子供でも歩けるホテルからビーチまでのトレッキングのルートも用意されていて、そちらもオススメされました。

(トレッキングに関しては、近くの灯台まで行くプランもあったんですが、そちらは 5 歳児と一緒だと厳しそうということでやめました。)

海岸では翌日のチェックアウト後のピクニックも楽しめるようになっていて、海岸にラグを敷いてくれた上に、コーヒーとジュースまで用意してくれて、お昼時まで楽しませてもらいました。

海岸でバギー体験

まだオープン後にどうするかは試行錯誤中だったようなのですが、海岸ではバギーも走らせられるようになっていて、ちょうど取材もあったこともあり走るところを見ることができました。

娘はお兄さんと一緒に乗せてもらったのですが、妻が一人で乗る番になると、突然のガス欠からのエンジンかからない状態になり断念。

お兄さんが最後まで「乗ってほしかった」と悔やんでいたのが印象的でした。(どうやら、そこまで乗りたいと言ってくれる人はいないらしいです)

海岸では馬に乗れるプランもあるらしいのですが、私達が行った時はまだそこの準備はされていませんでした。(小松島内で乗れる場所は案内していただきました)

お部屋のデッキでバーベキュー 🥩

ここまで Snow Peak 感があまりなかったのですが、バーベキューで Snow Peak 感がどんどん出てきます。というのも、ウッドデッキに備え付けられているテーブルが一部外すとカセットコンロが付くバーベーキューセットに早変わりする仕様になっていて、もちろん Snow Peak 製。

置く場所無いのに一気に欲しくなりました。

バーベーキューは家でもたまにやるのですが、炭を仕上げて、網の上で肉を焼いて、さらに後片付けと考えると、なかなか家族だけでやるには手間がなぁとなってしまうのですが、これぐらいお手軽だとやろうかなという気になりそう。

時間になるとお部屋まで材料をすべて運んでくれて、後はスープを温めたり焼いたりするだけという素敵仕様。

年齢的にもそこまで食べない夫婦なので、2人分の食事でしたが、全然無くならず、お酒も飲みながら 2 時間以上食べてました。

焚き火ラウンジでデザート 🔥

食後は部屋の後片付けがあるので、食後は部屋を空ける必要があり、その間屋外の焚き火ラウンジという場所でデザートとドリンクをいただけるのです。

ここ微妙に失敗したのですが、私達が結構長い時間食事をしていたので、結果スタッフさんに「そろそろいいですか」的に促されて焚き火ラウンジに移動したため、せっかく他の宿泊客とも時間を共有できる場所のはずが、私達だけという状態になってしまってました。

まあ、大人同士で会話することはあまりないかもですが、子供連れの方も見かけたので、娘がだれかと触れ合える機会を逃したなぁと。(一人っ子なので、どうしても旅行といっても子供は全力ではしゃぎきれない感じがあるのですよね。。)

朝もまた良い ⛅

私は見逃したのですが、朝日ももちろん見れるのでとても良さそうです。

私は一人起き出して、部屋に備え付けられているコーヒーセット(もちろんコーヒーミルやマグカップは Snow Peak)をウッドデッキでゴリゴリやって、露天風呂に足だけつけてぼーっとしていましたが、非日常感があって素晴らしかったです。

足湯的に使える露天風呂は春もまだ冷えるのですごく良かった。(朝ごはん後もチェックアウトまで入浴してました)

朝食も部屋までホットサンドセットとドリンクを届けてくれて、これまた Snow Peak のホットサンドセットを使って簡単な調理。

なぜか2つ作れるホットサンド器具に、普通の食パンを中央に一枚挟んで作るという謎仕様でしたが、プレオープン感があってよかったです。スタッフさんも「一応一回やってみたんですけど、、」と少し不安な感じ。でもすごく美味しかったし、娘も初体験で楽しそうでした。

お昼はレストラン 🍽

午前中は前述した通りでビーチでまったり過ごし(娘は貝殻集めに夢中、砂浜がサラサラなので探しやすかった)、お昼は併設されている「ペティイゾラ」で食事しました。

予定はしていなかったのですが、平日だったためかサクッと予約してもらえて助かりました。

レストランまでは屋根のついた道がついていて雨の日でも安心。

レストランももちろんオーシャンビューで、天井も高く、窓も大きく、そして海、最高のロケーション。ウェディングなんかもやりたいと支配人の方はおっしゃってました。(今Webサイトみると、もうウェディングありますね。)

食事は 2000-3000 円ぐらいと普通のランチよりはお高めですが、夜・朝のワイルドな感じの食事からは一転しての上品な料理で、若干もたれ気味のお腹でも美味しくいただけてしまいました。ローストビーフ良かった。

デザートがまた良くて、たくさんある小さなデザートから 3 つ選べたのですが、ほんとかなり悩みました。時期的に「さくら」系のものも種類があって、特に美味しかったです。

なによりスタッフの皆さんが素晴らしかった

プレオープン中ということで、実際まだ手慣れていない感じは少しだけ合った気はするんですが、個別のお客さんに対してもかなり細かいフォローをしているようで、忙しいはずなのに見たいといえば屋上からの景色や、(その時は予約もしていなかったのに)レストランの中まで案内してくれて、お話を伺う中でも「この場所を気に入って欲しい」という思いがすごく伝わってきました。

後、これは個人的な感想ですが、スタッフさんが皆さん個性的で、勝手にキャラ付けして妻と一緒に「支配人さんとあの人で、接客について熱く口論してそう」とか話してました。

子供はどうだったか

大人はすごく満足度の高い場所でした。子供に関しても、露天風呂で水着で泳いでいたり、海岸で遊んだりと、それなりに楽しめたのかなと思います。

もし今後馬に乗れたり、果物狩りみたいのもできるようになれば、もっと楽しめるかもしれません。

正直自分たちの予算感からすると結構高額な宿泊費なので、なかなか「また行くか」とはならない気もするのですが、COVID19 の収束もまだ先が見えないですし、東京まで旅行にいくことを考えたら、トータルではなんなら安いぐらいなので、そう考えるとありかと思います。

というか、なかなか同じところに行きたいとは強くは思わないのですが、ここはもう一度言ってみたいなと思える場所でした。